今何に気づいていますか?
先日の心理講座は「ゲシュタルト療法」でした
何に気づくことが必要か?
「気づき」について学んでいく単元です
その中に「図と地」という概念があります!
私達が今、注意を向けているもの
意識に上がっているものが図
意識に上がっていないものが地です
一瞬一瞬この図と地を入れ替えながら生活しているのですが…
一つのことに捉われて図に上がりっぱなし
そんな状態の時に私達は行き詰まりを感じてしまいます
「ルビンの盃」ご存知ですか?
黒い部分に焦点を当てると二人の顔が向き合っている図形が見え
白い部分を見ると盃の図形が見えます!
両方を一度に見ることは難しいこと
つまり、黒い部分を見ているときには
向かい合わせの二人の人の顔が図にあがり
白い部分が背景になり地に下がっているということ
逆に、白い部分を見ている時は盃が図にあがり
黒い部分は背景として地に下がっているということです
人はある瞬間、一つのことだけを
体験しているのです!
その瞬間に体験していることがその人の図に上がっていること
今、どんなことが気になっていますか?
例えば...お仕事のことを取り組んでいても
夜になると、お腹がすいたことに気づいて仕事は一旦忘れる
↓
食事をとり、お腹がいっぱいになったらまた仕事を思い出す
↓
仕事を再開していたら眠気に気づいてまた仕事は忘れる
このように図に上がるものが切り替わることが健全なのですが…
例えば、会社での評価が気になり過ぎて
朝から晩まで仕事の事ばかり考えてしまい
仕事がずっと図に上がりっぱなしになると💦
お腹がすいたことも気づかず
眠気にも気づかず
ばたっと倒れて病院で目覚る・・・
健全ではないですよね😥
何が図という意識に上がっていて
何が地に下がっているかに気付くことは
とても大切なことなのです
何かのきっかけで
それまで意識してこなかった地に気づけば
思いもよらない新しい視点が現れることもあり
視野が広まります
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